原種保護法

【文化•制度•事件】

　ライフリサイクルの悪利用によって、生物として脆弱となった人間を再生させるために作られた法律。遺伝子改良、クローニング、サイボーグ化など、器質置換を行わない純粋な生体の保護と監視、及びライフリサイクルによって変質した遺伝子情報の修復をその目的としている。
　しかしその具体的な裁量権は自治州に委ねられているため実際は自治宙域によってかなり較差がある。
　その宙域による格差や差別化などを救済するために設立された組織がG.P.S.である。