【通信•技術】
体組織の修復から、惑星改造まで幅広い用途で使われている。用途別に無数のナノマシンが存在し、複数のマシンが構成しているものもあれば、電子顕微鏡でなければ確認できないシステムもある。構成素材も、タンパク質から機械仕掛けまでと様々。世間一般には知られていないが建築用にはバグがあり、鍵付きの通路を作ってしまうことがある。
艦内の環境をととのえるナノマシンは、宇宙空間を移動する時代では珍しくなく、エルザやデュランダル内でも使用している。
医療系ナノマシンは脳神経のシナプスの人為的な操作まで行うまで発展していることがアンドリューの一件からもわかる。もっとも、強固なネットワークをもつ神経系統を完全に抑制することは不可能なようだが。