タイトル飾り上
虚数領域,イマジナリーポケット

Imaginärer Raum / Imaginary Space ゼノサーガのマーク
タイトル飾り下
ゼノサーガのマーク

解析不能

Xenosaga> Unbekannt

 実際には知覚出来ないもの。あるいはその空間。
 普段は法則そのものが違うために、実数空間にいるものは干渉ができない。グノーシスはこの虚数領域の存在だと思われる。
 虚数領域は人が肉体ではなく「意識」「心」といったものが存在できる場所であるという見方があり、それも一定の階層があり最深部が宇宙全体で繋がっているというのがユングの考察する「集合的無意識(ウーヌス・ムンドゥス)」である。

 イマジナリーポケットは虚数領域と実数領域の(はざま)のこと。

虚数(きょすう、英: imaginary number)とは、実数ではない複素数のことである。すなわち、虚数単位 i = √−1 を用いて表すと、
z = a + bi(a, b は実数、b ≠ 0)
と表される数のことである。
特に、実部が 0 である虚数を純虚数という。

フリー百科事典Wikipedia「虚数」 より引用
 量子力学やコンピュータなどで『虚数』は使われることがある。
 イマジナリーポケット(ポケットスペース)という単語自体は、量子力学の用語ではなくSF作品で使われるようになった造語である。

(別の作品の話)「ガフの扉」も元ネタは神話。関連した言葉で「ディラックの海」がある(TV版に出てきた)が、量子力学の方程式において負のエネルギーを持つ真空状態のモデルの事を指したが、のちに他の素粒子ではその方程式が適用できないとされ、他の量子論の形成により解決したために、ディラックの海という概念は不要となっている…らしい。 参考:フリー百科事典「ディラックの海」

 超ひも理論の一つで、自分たちのいる次元は『膜』のようなもので覆われており三次元+時間しか知覚できないが、重力子だけがこの『膜』を越えて多次元にいけるというやつと、ユングのは似たようなこと言ってて面白い。おにーさまが吸血鬼あたりの話で長々と語ってるのも、この理論。(また別の作品)
(ep3)

Episode3 の内容が含まれます。ネタバレを避けたい方はご注意ください

ネタバレ注意

 劇中では浮遊大陸にて発生したエルザを巻き込んだ超球面体(どの角度から見ても球体に見えるもののこと) が「イマジナリーポケット」に当てはまる。
 この超球面体の空間自体は実数領域で実体化しているには限界があり、徐々に縮小していく(虚数領域へとなり手出しができなくなる)傾向にある。 さらに境界面は虚数領域に繋がっているために通常の攻撃は受け流される形になり、触れるだけでE.S.でも一瞬で破壊(もしくは消滅)されるほどの強力なエネルギーがある。

 他者との境界がなく、その無意識の世界への恐怖が個々に生まれて虚数領域へと拡散していく現象が起きるということは、実数と虚数の境界線があいまいになる。ということでもある。

クライン·ポイント

 虚数領域と実数領域の接点。
 D.S.S.S.によって予測可能であり、ヒルベルトエフェクトが開発される前はグノーシスの実数化部分への攻撃ポイントとなる場所だった。

 超球面体の表面にある「クライン·ポイント」というのは、クラインの壺が元になるとは思うんだが、表裏と内と外が無い状態の空間で壺としてなぞらえたもの。3次元モデルで画面に作成することはできても、実際にそれを造ることは難しいとされる。二次元的にはメビウスの輪が近い。
 おそらくは実数と虚数の境目が無いポイントを探し出してそこに高出力エネルギーを当てることによって、境界面の維持性を破るということなんだ、と思う。たぶん。きっと。おそらく。
関連語句

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