Xenogears>Parva res
聖書の登場人物。 カインが兄でアベルが弟とされている。彼ら兄弟は旧約聖書『創世記』において失楽園後のアダムとイブから生まれた。
アベルとカインはそれぞれ農耕と放牧をして暮らしていた。ある日カインは人類初の肉親殺しという行為を行った。(原因については嫁をめぐっての対立説から捧げた供物への嫉妬説から様々)
あるいはアベルへしたことを問われたカインが、彼の消息について知らぬそぶりをしたことから最初の嘘をついた行為とも言われている。
その後カインは追放され、彼が耕しても畑が実ることがなくなったために、鍛冶や鋳造業に就いたとされ、金属加工技術者の祖となったという解釈もある。
カインとは本来ヘブライ語で「鍛冶屋、鋳造者」を意味し、追放され耕作を行えなくなったカインを金属加工技術者の祖とする解釈も行われている。アベルとは「息」(=「霊、命」)を意味する
…(略)… カインは収穫物を、アベルは肥えた羊の初子を捧げたが、ヤハウェはアベルの供物に目を留めカインの供物には目を留めなかった。これを恨んだカインはその後、野原にアベルを誘い殺害する。
追放された時に、カインはアベルを殺したことを知った者たちからの報復を恐れた。そして追放後に誰からも殺されないようにする『しるし(刻印)』を付けられた。(カインを害するのものに7倍の被害をもたらすといった話もある)
この『しるし』『刻印』は「カインの呪い」とも「カインの印」とも言われる。印自体がどういうものなのかは諸説あり。
(翻訳) カインの印は、神がカインを早死から守るという約束であり、その目的は誰もカインを殺せないようにすることだった。
(原文) The mark of Cain is God's promise to offer Cain divine protection from premature death with the stated purpose of preventing anyone from killing him. It is not known what the mark was, but it is assumed that the mark was visible.
心理学における親への愛情によって生じる兄弟姉妹間の争いを、この話からとって「カインコンプレックス」と名付けられた。概念自体はユングの理論を基に発展したといわれている。



