【豆知識】
アラム語は、かつてシリア地方、イスラエル地方(パレスチナ)・メソポタミアで紀元前500年〜600年頃に話された、セム語派の言語で、系統的にはフェニキア語やヘブライ語、ウガリト語などと同じ北西セム語に属す。ヘブライ文字はこのアラム文字から派生したもの。アラム語は多くのユダヤ教の聖典などで使われている。ヘブライ語聖書のエステル記やエズラ記の一部などや、タルムード (Talmud) のゲマラ (Gemara) 部分、ゾハル (Zohar) などはアラム語で書かれている。
現代アラム語はしばしばヘブライ文字で表されることがある。
一部ではこのアラム語以外で書かれたものは聖典として認めないそうだ。